Greetings from Lover's Lane
ブルース・スプリングスティーンについて、なにもかも。
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"Wrecking Ball"(2009)@Giants Stadium,NJ


 最近のリトルスティーヴンのインタビューや、セッションに参加したドラマーがtweetしたりして、少しずつ、ブルースのニューアルバムに関する情報が入り始めている。前回のツアーで披露した"新曲"の"Wrecking Ball"は、トランペットがフィーチャーされた、どこかアイリッシュパンクのノリを感じさせるナンバーに仕上がっていた。

 まぁ、以前の"American Skin(41Shots)"や、"Land Of Hope & Dreams"のように、ライヴ音源の発表のみで終わるかもしれないが、2000年代に、それまでを考えると信じられないようなハイペースでオリジナルアルバムを3枚リリースしたブルースとE Street Band。でも、以前も少し書いたが、ブルースは"Working On A Dream"をリリースした直後あたりから、次の"E Street Band"のサウンドを試行錯誤している最中なのでは?と考えたりした。昨年末にも、"The Promise"に収録されていたナンバーを選んでAsbury Parkでライヴをやったり、"The Promise"の制作中、未完成のアウトテイクにオーバーダブをしたりして、70年代~80年代のセッションでやり残したことがないか、新たな糸口を常にアンテナを張り巡らせて探しているんだと想った。

 実際、"Seeger Session Band"との2枚を除くと、純粋なソロアルバムは6年前の"Devils &Dust"が最後になっていたし、近年、有名無名を問わず様々な若いバンドや、ソングライターとライヴで共演したりレコーディングに参加したりしているのも、新たなレコーディングにおけるパートナーを捜す目的もあるのかもしれない。個人的にはThe Rootsとテレビで"The Promise"からのナンバーをやったり、Elvis Costelloのテレビショーでベーシスト以外はオリジナルのAttractionsにニルスと、ロイが加わったバンドで、滅多にこの手の番組では起こらない演奏における、化学反応めいたマジックが起きたように想えた。

まぁ、次のプロデューサーとして名前が挙がっているのはパティスキャルファのソロアルバムを手がけた人だし、"Human Touch"と"Lucky Town"の時もそうだったが、例えTotoのメンバーがレコーディングに加わっていても、作業が終わって、発表になるまでは、毎度どんなサウンドが出てくるのかというのを予想するのは至難の業だ。実際、今回のクラレンスの逝去を切っ掛けに、また秘密裏にE-Streetersを招集して、"Greatest Hits"の時のように、数曲仕上げ、またはアルバム迄到達してしまう可能性だって充分残されていると想う。

 ブルースは、自己の表現に関する内的衝動には 非常に敏感で、正直な人なので、一旦創作意欲に火がついたら、最後迄やりきると想う。まぁ、以前よりは、アルバム一枚で全てを表現し切る、という点についてはこだわりがなくなってきたようだが。どんな作品があがってくるにせよ、素晴らしい作品が完成されることを期待したいと想う。
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"Say Goodbye To Hollywood('77) "Ronnie Spector & The E Street Band


今回は、ジュークボックスに入る程、旧くはないナンバー。ブルースと、ほぼ同世代の素晴らしいポップソングライターの、ビリージョエルが76年に、自身の"Turnstyles"で発表した初期の佳曲を、このナンバーを耳にした誰もが脳裏に描くであろう、ロニースペクターが唄ったテイク。しかも、バックは、The E Street Bandなんだ!時期的にいうと、"闇に吠える街"のレコーディングの最中ぐらい。アレンジは、ほぼ原曲通りなんだけど、いかにもE Street Bandらしい独特のノリが伝わってくる。無論、クラレンスのサキソフォンもね!!!
クラレンス・クレモンスのこと
 今日、夕方近くに、クラレンス・クレモンスの追悼番組が放送されることを知り、仕事帰りに聴きながら、これを書いています。正直、先週日曜に目を覚まして、第一報を訊いた時から、クラレンスが、あの爆発的な笑い方で、"冗談、冗談”とか言いながら、フラリと姿を現してくれそうな気がしてならないんだ。ブルース・スプリングスティーンとクラレンス・クレモンスの音楽を最初に聴いたのは13才で、ラッキーなことにその後、3回ライヴを体験することができたんだ。まぎれもなく、あの瞬間が逢ったから、これを書いている自分が、なんとかこの極東の片隅に存在できている、というのは、誰になんと言われようと、厳然たる事実なんだ。今年の夏は、しばらくぶりに東京で姿が観られるかと想ったんだけど、、、本当に悔しいし、残念です。

 6/20(月)の朝、アメリカの音楽雑誌の企画で一斉に現地時間18:00(日本時間午前7:00)からブルースの"Jungleland"を聴こうという試みを、心ある熱烈なブルースファンの友達のtweetで知ったんだ。問答無用で自主的に参加することに決めて、月曜の夕方、"Jungleland"を聴き始めたら、、、涙腺が決壊してしまったんだ。

 多分、今、彼の家族と、ブルースとE-Street Bandのメンバーは俺たちが想像もつかないような時間を過ごしてると想うんだ。ここ数日、ほんとうに驚いてしまうぐらいの彼への哀悼の意があらゆる形で表されているのが伝わってくるけど、親しい人を無くした直後は、経験上、本当に身近なひとたちは、かえって言葉が出なくなってしまうものなんだ。だから、日本にも世界中にも沢山居る、ブルースと彼を支持するひとたち、全員は無理だけども、自分がこれから接する人たちに向けて、彼の音楽からもらった、底抜けの楽天性を、自分なりのやり方で生活の中に滲ませて、これからも生きていこうって、決めたんだ。

 だから、何かあったときには、いつでも心の奥底に刻まれている、クラレンスの魂が込められたサックスソロが入ったナンバーを、大音量で鳴らすことにするよ!今迄どうもありがとう。ゆっくりと休んでください。そして、ブルースとE-Street bandのことを、見守っていてください!と、心から祈りたい。


CC

Clarence Clemons,R.I.P


 クラレンス・クレモンスが亡くなったというニュースが目に入って来た瞬間、絶句してしまった。ブルースファンの友人に連絡を入れ、メールを何通か返信したものの、その時点では"Backstreets"のNews欄も17日から更新されていなかったし、、、信じたくなかった。しかしbrucespringsteen.netのトップにブルースからのお悔やみのコメントが掲載されているのを観て、事態を認めざるを得なくなった。

 クラレンス・クレモンスとブルーススプリングスティーンの音楽に初めて逢ったのは十三才。念願叶ってライヴを観ることが出来たのは、十七才。99年のリユニオンツアーも観に行って、その後は、、、悔しいことに観に行けなかったけど、、、この夏、久々に姿がみられると想っていたんだけど、、、残念です。

 彼の冥福を心から祈りたいと想います。


"Summer On Signal Hill"('83) Clarence Clemons
クラレンス・クレモンスの回復を祈ります!



(付記:2011年10月、クラレンスのソロアルバムが、ボーナストラック追加で、再発されるそうです。ブルースが発表した、2曲目の、このインストが遂にCD化されて聴けるようになるわけです!3rd収録のロイビタンがプロデュースした曲も、期待したい)
"Pretty Flamingo"Manfred Man


なんと、2011年の秋には来日公演が予定されているという、Manfred Mannの"Pretty Flamingo"も、"Born To Run"発表直前のライヴ中継で一躍有名になった、ブルースの長いイントロダクションの語りから、"The Wild,The Innocent,& The E Street Shuffle"に収録されていたら、さもありなん、というような、原曲より若干テンポを落としたヴァージョンで、レギュラーナンバーの一角を占めた。この当時の、2ndアルバムの曲を よりジャジーでR&B寄りな、ステージ向けにリアレンジした数曲と、完成が近づいた"Born To Run"の中核をになうナンバーを繋ぐ役割を果たし、なおかつ、ブルースとスティーヴ達が愛聴したナンバーであることは明白だった。後に、Manfred Man's Earth Band 名義で、ブルースの"Blinded By The Light"を本人、カヴァーを含めて、唯一の全米NO.1ヒットに押し上げているのが なんとも可笑しい。
"When You Walk In Your Room"Jackie De Shanonn


"Jukebox Graduate"というカテゴリでは、ブルースがライヴでカヴァーしたナンバーを取り上げているが、今回はブルースが75年にライヴでやったテイクがオリジナルに匹敵する出来になっているので、あえてブルース達のテイクを選んである。ブルースがライヴでステージのレギュラーナンバーに加えていたカヴァーは、いわゆる硬派なR&Bナンバーや、"Quarter To Three"のような、ビートルズ、ストーンズ訪米以前のパーティーサウンドや、スペクターサウンドの流れ以外に、フォークロックの本流、もしくはそれに準ずる系譜のバンドの曲も取り上げていた。近年、突如ロジャーマッギンをステージに招いて、"Magic Tour HighLights"にも収録された、The Byrdsの"Mr.Tambourine Man"や今回取り上げる、ジャッキーデシャノンの"When You Walk In The Room"がそれだ。まだ、ニルスロフグレンが居ない、ギタリストがブルースと、スティーヴの二人だけの頃から、12弦ギターのパートや、メインのヴァースのハーモニーも原曲に忠実に、曲の雰囲気を再現しようという試みが見事に成功している。単なるカヴァーではない、原曲を凌駕するようなE Street Bandのサウンドが加味されているところが良い。思うに、これに匹敵するオリジナルを"Born To Run"に加えようとしたが、構成上割愛されたのが、数少ないアウトテイクの"Linda Let Me Be The One"や、"So Young And In Love"だったのかもしれない。それだけに"Born To Run"ツアーが終了すると、ステージで取り上げられなくなってしまったのは惜しい。




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