Greetings from Lover's Lane
ブルース・スプリングスティーンについて、なにもかも。
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Blood Brothers in NYC
 1999年が暮れ、さらに2000年も、熱狂的なE-Street bandの"Reunion"ツアーは続くことになる。そして、アメリカで、警官が黒人を射殺した事件に衝撃を受けて作られた曲、"American Skin(41Shots)"が事件の数日後、ライヴデビューを果たす。この頃には、まだ、You Tubeで即UPされる、という環境はなかったし、事件そのものも、正直な話、ブルースのこの曲を聴いて、初めて事件そのものに目が向いた、という順序だった。そして、ツアー最終公演が、なんとNYC、MSG10daysということが発表になり、徐々にセットリストに、驚くようなレアなナンバーが加わりながら、最終公演を迎えた。実は、無理を承知で、この最終公演になんとか向かおうと、四方八方手を尽くしたのだが、ギリギリのところで、諦めざるをえなかったという、悔しい秘話がある。まるでそれを見透かしたかのように、この最終公演をドキュメントしたアルバムと、DVD(しかも ほぼ完全収録だ)がリリースされた。

 アルバムは、選曲も不可思議で、テイクの選択も玉石混交のように感じた。まぁ前の"The Live"は10年間のベストテイク集で今回は、いわばリハビリのツアーだったわけで、聴く人それぞれの印象があると思うが。"The Live"の時に、いいテイクがあったのに入れなかった"Jungleland" "Tenth Avenue Freeze-out"は、今回あえて入れたのが納得の出来だった。E-Street-Bandでのライブ・プレミアが凄くいい印象だったのは、"Youngstown","Murder Incorporated"、"Atlantic City"の3曲。"Video Anthology"にもひっそりと収録された感動的な"If I shuld fall behind"もある!とどめに、傑作"Land of hope and dreams"と、"American skin"も収録されていたのには、強烈に盛り上がった。当然のごとく、このツアーを終えたあとには、E-Street Bandとのニューアルバムを録るのだろう、と予想していたからだ!これまた人それぞれだが、気になる点もいくつか。"Prove it all night "でクラレンスが音を外すところまで(笑)入ってる。あと、"Ramrod"がそんなに良くなかった...好きな曲だっただけに、悔しさすら感じた。体験したツアー序盤のライヴでは"The Live"のテイクを残念ながら、超えてなかった"The River"の新アレンジと、オープニングの"My love will not let you down"は凄い演奏がこなれて筋金入りになった印象だった。なによりも凄かったのは、ライブ収録当日になって突然演奏した、"Lost in the flood"だ。18年前の デビューアルバムの曲を、今の感性で、蘇生してみせるなんてことができるライブバンドは、世界でも数少ない。そんな瞬間が、きっちり捉えられているのは、間違いない。

ライヴDVDも、待ちに待ったフルのライヴの完全収録ということで、熱狂的に何度も観た。やはり2ndからの またライヴでかなり以前に演奏されたきり、もう二度とやるまいと多くの人が考えていた"Kitty's Back"や、"New York City Serenade"が、個人的な目玉だった。"The Promise"も、再レコーディングヴァージョンではあったが、"18 Tracks"で公式発表されて、その後のライヴで、今の解釈として演奏されたテイクが収録されて、ブルースはようやくこの曲にまつわる様々な呪縛から解き放たれたのだな、と感じた。"Light Of Day"でのブルースのパフォーマンスの振り切れっぷりは、"Plugged"の時から更に振り切れて、何かが憑いているような凄みさえ感じた。でも、後から知った、" Blood Brothers"の演奏は、もし、"Video Anthology"の続編か、棚上げになっている"Tracks2"がリリースされる暁には、どんなことをしても収録してもらいたいと切に思う。


 
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