Greetings from Lover's Lane
ブルース・スプリングスティーンについて、なにもかも。
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"Devils And Dust"
"Devils And Dust"という新譜のタイトルを知ったとき、恐らく、"Vote For Chenge"を経て、ブルースの中に蓄積した"ポリティカルな視点"を爆発させたようなレコードになるかもしれない、と予感した。でも、E-Street Bandと一緒ではなかった。ドラムに、キースリチャードのソロ作に参加しているので知ったスティーヴ・ジョーダン、ベースは、ブレンダン・オブライエン、ギターと歌はブルース、が主なクレジット。数曲でスージー・ティレルや、ダニー・フィデリシが参加するぐらい。多分、"ネブラスカ"で、バンドの音として表現しきれなかった、歌のストーリーが喚起する音を表象したかったんだろう、と想った。決して幸福感や、開放感に満ち溢れてるわけではないけれど、登場人物の背中が透けて見えるような唯一無二のサウンドトラック。そして、結論から言うと、その試みは成功した、といえる。当時は実現しなかったが、レコーディングメンバーによるライヴで、"ネブラスカ"とか、"トムジョードの亡霊"とか、"ポイント・ブランク"とか、日常の隙間に入り込む、冷徹な"闇"の塊を青白く燃やしたようなリアリズムを追求した成果を、いつか観てみたいと想う。そして、個人的には、ソロの時のスプリングスティーンは、まぎれもなく、レイモンドカーヴァー、フラナリーオコナー、に匹敵する、20世紀後半に忽然と現れたアメリカの語り部の一人として記憶されることは、間違いないと想う。

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