Greetings from Lover's Lane
ブルース・スプリングスティーンについて、なにもかも。
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Hammersmith Odeon London '75 Revisited



長尺のライヴは、断片的に何曲か観直すことはあっても、全編通してみるのはなかなかない。最初の数曲を観始めたら、、気付いたら最後迄観てしまった。

まぁ、当たり前だが、ブルースも、E-Street Bandのメンバーも若い!当時の流行だろう襟が大きく出たシャツと赤いスーツをバリっと着こなしたスティーヴヴァンザントも、オルガンソロをキメるときに一瞬不敵な表情で
カメラに目線をやるダニーフィデリシも、無論、"Born To Run"がそのままステージで演奏してる、っていうのを地でいくブルースも!

これまでは"Live 75-85"で音でしか追体験できなかった、ピアノ一本で唄われる"Thunder Road"で幕が開いて、これを映像で観られているというのが凄く不思議な感じがした。そして、そのままアルバムの曲順どおりに"Tenth Avenue Freeze Out"に繋がっていく!でも、現在の爆発的なノリとはまた違って、アルバムのレコーディングが済んだばかり、ということもあってか、オリジナルのアレンジに忠実に演奏されている。で、次の二曲。1stからの"Spirit In The Night"と、"Lost In The Flood"が、強烈に恰好良くアレンジされて披露されると、曲順を観て知ってはいても、やっぱり心の奥にグッとくるものある。そして、"Wings For Wheels"のドキュメントを観ても再認識したのだが、やはりこの頃は、ピアノがブルースの中で重要な作曲の手段だったんだということが分かる。今でこそ、テレキャスターの強力なイメージが定着しているけど、曲全体にギターのパートが出ている曲は意外に多くない。アルバム以上にボ・ディドリービートとブルースのハープをフィーチャーした"She's The One"を挟んで、また、2ndからの強力な、E-Street BandなりのR&Bとジャジーなスタイルで、ある意味過激にリアレンジした"The E Street Shuffle"と、まだ、78年ロキシーの頃に完成に至るアレンジの雛形、といった印象の"It's Hard To Be A Saint In The City"が続けざまに披露される!多分、1stや2ndで充分にレコーディングで試行錯誤できなかったポテンシャルが爆発した感覚だ。"Backstreets"も、比較的オリジナル通りのコンパクトな演奏。そして"Kitty's Back"も、徹底的にライヴ向けに作り込まれて新曲みたいに響いてくるし、直後の"Jungleland"にスムーズに繋がる流れになっている。ブルースが 恐らく完全なアドリブでイントロを数小節うたってから、"Rosalita"になだれ込んでいく。観客はアメリカでのライヴと違って、最初はジッと静観しているようで、客席がドッと湧いたのがブルースが"Spirit In The Night"でステージ前のスペースに、唄いながら落ちていった瞬間ぐらいだったのが、イギリスでのデビューライヴらしいなと、感じた。中盤になって、ブルースのギターソロやダニーとロイのオルガン&ピアノソロの掛け合いで、いままでのアルバム3枚だけでは聴けなかったバンドの凄さを実感したのか、ワーっと歓声があがるようになる。"Detroit Medley"もそれぞれの曲のパートの繋がりを試行錯誤しているような感覚に想えた。一曲一曲は素晴らしくクオリティが高いのだが、ステージ全体の曲の流れを、まだこれから煮詰めていく、というように見えた。ラストの"For You"と大ラスの"Quarter To Three"も、すごくカッチリまとめた印象だった。まぁ、絶対にやらないだろうが当時のアレンジで 1st と 2ndの数曲を再レコーディングしていたら、驚くようなものが仕上がっていたのではないか、と想うぐらいバンドのポテンシャルは充分に客席に伝わっていた。まぁ、発表を前提にした映像でなく、カメラや照明も不備な状態ではあるが、カメラワークはきっちり観客目線を外していないし、これだけのクオリティのものが、きちんと観られるというのは奇跡にちかいことだなぁと改めて感じた。
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