Greetings from Lover's Lane
ブルース・スプリングスティーンについて、なにもかも。
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"I Don't Wanna Go Home"('76) Southside Johnny & The Asbury Jukes


言う迄もなく、ブルースの、E Street Bandに勝るとも劣らない旧友、サウスサイドジョニー&ジ・アズベリージュークスのデビューアルバムのタイトル曲。プロデュースはマイアミスティーヴ。アルバムにはブルースも曲を提供したり、3作目迄は制作に関わっている。なぜか今迄日本盤が何度か再発されても、この素晴らしいライナーノーツが日本語で出ていたのは、読んだことがなかったので、あえてここで抜粋を紹介します。今後の再発には是非これをきちんとブックレットに収録して欲しいものです。これを読み、ブルースとE-Street Band、サウスサイドジョニーたちの関係を理解する一助になればと想う。


 そこには多くのミュージシャンが居た。ジャージーの北やニューヨークからきて、トップ40に入っている曲を海岸沿いのクラブで演奏していたバンドは、ふつう毎日の仕事を終えると地元の友人達と連れだって、そこへ集まってきていた。ふつうのクラブよりも遅く迄やっていたし、一時から朝の五時まで好きな曲を演奏する事ができたから、みんなそこへいっていた。そして腕がよければ、いっしょにやりたい男を指名して演奏することもできた。

 アップステージは、トム・ポッターというビートニク・タイプの男が経営していた。彼は壁に黒いライトをとりつけ、ピンナップをべたべた貼り、バンドの若者たちに五十年代の機関車の模型を見せたりしていた...とにかくグレイトな場所だった。ポッターは、五ドル札や十ドル札を そっと握らせてくれることもあった。カネに詰まって実家へ帰らなくてもすむようにだ。クラブを出るころには明け方になっていたから、そのあとは一日中浜辺でごろ寝していることもできたし、明るくなり過ぎないうちに寝ぐらへ帰り、部屋の窓に毛布を釘付けにして夜まで眠ることもできた。

 いろいろな連中が居た...マッドドッグ・ロペス、ビッグ・ダニー、ファストエディ・ララチ、その弟のリトル・ジョン、マーガレット・アンド・ザ・ディストラクションズ(専属バンド)、ブラック・タイニー、ホワイト・タイニー、マイアミ・スティーヴ、選りすぐったEストリートバンドの連中、そしてスティックの叩き方から言ってもその音が与える衝撃から言っても最高にヘヴィーなドラマーであり、とてつもなく強い心臓の持ち主である"ビーイングバッド(性悪)"ボビー・ウィリアムス、彼はめちゃくちゃにタフで、一旦ドラムを叩き出したら一晩中徹底的に叩きまくった。殆どの連中は、このレコード以外で名前を見かけることはないだろうが、にもかかわらず、少なくとも一度は尊敬の念をもって語られるべき連中なのだ。彼らが優れたミュージシャンだからではなく(実をいえば、このうちの何人かは全く楽器が出来ない)、俺にとってはロックンロールそのものであるように想える生命力にあふれた精神で、それぞれに生きていたからだ。ロックンロールは生きていくための音楽だったし、彼らは毎晩魂の中でロックンロールを生きていた.この連中こそヒーローであり、決して忘れ得ぬ人たちだ。

ブルース・スプリングスティーン、
Southside Johnny"I Don't Wanna Go Home"ライナーノーツより(1976年)

 "明日なき暴走"ディヴマーシュ著(翻訳:小林宏明)より
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コメント
熱さ…伝わってきます♪
始めてコメントさせて頂きます。
熱心なファンの方でいらっしゃると同時に、グッとくるブログです♪
サウスサイドジョニーと若きブルースの、この曲のコラボには思わず熱くなりました。
この頃のブルースが、やはり最高ですねぇ~♪
今後も楽しく拝見させて頂きます。
[2011/07/09 23:43] URL | 聖 #- [ 編集 ]

No title
>聖さん
初めまして。コメントありがとうございます!しゅんまっくさんのblogの書き込みで、何度か名前を見かけていました。時期で言うと、"Born To Run"と"Darkness~"の間ですね。本当にこの頃ライヴを観たかったですね!
サウスサイドジョニーも、ブルースを切っ掛けに何枚かアルバムを聴いたのですが、R&B色が強くて、やはり、大好きです。不定期ですが、今後も、更新していきますので、よろしくお願いします。
[2011/07/10 00:29] URL | EBi #ABtNyfaA [ 編集 ]


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