Greetings from Lover's Lane
ブルース・スプリングスティーンについて、なにもかも。
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Talkin’bout Pete Townshend
ブルースが、Musicare 主宰のスティーヴィーレイヴォーンベネフィットの授賞式で、
The Whoのピートタウンゼントが表彰されるにあたって、プレゼンターを務めた。
無論それだけでなく、The Whoと"My Generation","Won T Get Fooled Again"を共演した。

この半年、ライヴアーカイヴからの公式海賊盤の80年、84年のリリースを除くと、ほぼ飛び入りに近いライヴ出演を除けば、ツアーもなかったし、鳴りを、、潜められそうにないのは世界中のブルースファンが承知している事だ。

Backstreets Webで公開された、当夜のブルースのスピーチを聴くことができたので、
あくまで、ラフの私訳ではあるが、以下に、全文を 掲載する。
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 ピートタウンゼントがドラッグとアルコール中毒と闘う人々を援助する彼の決意に対し、今年のスティーヴィーレイヴォーン賞を授賞することになった。

彼のThe Whoでの活動とダブルOチャリティを通じて、ピートは
長年、懸命に努力し、精神性を高めてきた。
そして、寄付。。充分な成果だ。幾つか例を挙げると、
1986年のダブルOプロモーションはコロンビア火山噴火過の救済コンサート、
1989年のThe Whoの再結成ツアーは アメリカで8万ドルの子供達への
寄付を生み出した。イギリスでは、ティーンエイジカンサートラストに
ここ数年、多大なる援助をし、3万ポンドの寄付と、がん研究所と教育施設の創設を
実現した。今回のツアーでも、ティーンエイジカンサートラストや、マイケル
Jフォックス基金、私生児の為のアンドレアガシチャリティ基金、NYCの貧困との戦いを援助するロビンフッド基金など、同等の規模でチャリティのために基金を積み立てようという計画もある。

ピートとThe Whoが人々になし得てきた事は、まだまだ話せるけど、
ここじゃ、ちょっとピートが俺にしてくれたことを話すよ。

 俺はピートタウンゼントのためにならないと想ったんで、フェンダーテレキャスターで、
ウィンドミル奏法をやるのは止めておいた(苦笑)
66年か67年から記憶が定かじゃないけど、The Whoの最初のアメリカツアーでさ
ボードウォークの近くのコンベンションホールの長蛇の列の中にいたのさ。
看板には大きな文字で、"ハーマンズハーミッツ!" そして(小さな文字で)The Who!
って書いてあってさ。俺は、まだ十代で、初めて皆で連れ立って観に行ったロックコンサートだったんだ。

 ピートとThe Whoもレコード契約したてでまだ若くて、バリバリの十代でね、
荒ぶってて、攻撃的なマジックがあったツアーだったな。彼らは そのツアーで ハーマンズハーミッツのオープニングアクトだったんだよ。なんてこった、って話さ(苦笑)

 俺はコンベンションホールの自分の席のあたりをブラブラしながら、始まるのを
待ってた、確か最初のバンドは、、、ブルースマグーズだったと想う。
ニューヨーク出身。お、そっちに 覚えてる人何人かいるみたいだな? 本当に?(爆笑)
彼らには"Ain t Nothing Yet"って凄い曲があって、連中が、電飾付きのスーツで
出てきて、ホールの照明が消えるとそれが浮かび上がってさ、当時としちゃ画期的な効果だったよ。

そして、The Whoが出てきてさ。多分30分も演らなかったと想う。
ピートはスモークの中でギターを床やアンプにメチャクチャに叩き付けてぶっ壊してさ、
客はというと、"Mrs.ブラウンのお嬢さん"だけしか知らないミーハーな連中だったから、
口を あんぐりと開けて、何だこれ!って感じだったよ、あ、勿論*Who Are You?" 
"誰だこいつら?" "なにやってんだ?" ”なんでこんな真似をしてるんだ?"ってね。

俺に理解できたのは、The Whoの音楽と、連中が完璧に恰好良い楽器でやらかす
ものごとが、とびきり愉しかったってこと!

体がいいだけのものが完璧に破壊されるのは 何かとてつもなく素晴らしかった。
The Whoが、誰かが体裁を整えた安全なシロモノをぶっ壊す、仕組まれた暴動は
喜びと、目眩! なぜだか知らないけど それが俺を愉しませたし、スリルがあったし、かきたてられたんだよな。

 俺が十代の頃にやってたキャスティールズってバンドで、早速影響されて、
16歳だったんだけど、翌週末にカトリック学校のSTローズオブリマの
CYOダンス用の地下室でギグがあったんだ。早速出かけていって発煙筒とストロボライトを
手に入れてさ、ギグの間中付けっぱなしにしてさ。自分のギターは1本しかなかったから、ぶっ壊したら、其の夜は 何もできなくなっちゃうからさ。
発煙筒のところにいっちゃ、ストロボライトのとこに戻って、上の階の教室から
かっぱらってきた花瓶を持ってさ、自分のダンエレクトロのアンプの上に よじ上って、
わざとらしく花瓶を振りかざして、煙まみれになりながら それを
ちょっと ビビりながらダンスフロアに叩き付けて、アンプから飛び降りたのさ!

無論、間抜けだったね。心神喪失みたいな感じだったよ。花瓶はさすがに
買ったばかりのテレキャスターの替わりにはならなくってね、でも
それをやったってだけで充分だったな。手を血まみれにしたピートタウンゼント
になったような気がしてさ。。。想いだしたくなかったけど

それからも、The Whoの音楽と一緒に成長してきたんだ。
性的なフラストレーション、政治、アイデンティティ、とかのテーマが
The Whoのアルバム全部から、俺の静脈に入り込んできてさ、
いつも彼らの音楽の中に、自分自身を見つけてた。"The Seeker"は
"Born To Run"の登場人物みたいだったし、、、ピートがギターを血だらけに
してなかったら、俺は ジャングルランドにも、辿り着け、、、なかったろうな。

ピートは 信じられない位最高の、リズムギタリストなんだ。彼は
信じられないような、誰も弾けないないようなリードギターを観せてくれたろ?
本当にそれってとてつもないことなんだよ。ピートは下衆な商売だった
ロックを、スピリチャルで品格があるものに高めたんだ。彼は嫌がるかも
しれないけど、それを確固たるものにしたのさ。そこに向かう事も恐れなかった。
そこを通り過ぎるのに俺は何十年も時間がかかった。ピート、改めて
"Who s Next"とか"あんた誰?"じゃなくて 俺自身が、おめでとうと言う為に
今日は来たのさ!

2015年、初ライヴ!"Light Of Day Benefit"!!
2015年のブルースの初ライヴは、毎年恒例のアズベリーパークの"Light Of Day"ベネフィットコンサートだった。恐らく、昨年末には飛び入りとはいえ、出演を決めていたように想う。それも踏まえての、11月、12月の単発のイベントや、チャリティライヴの出演も承諾したんだと感じた。このままロードに戻るかは、まだ分からないが。それにしても、以前は、丸一日たってやっと当日の様子や写真や映像が入ってきたのに、今は、twitterやFacebookで、逐一進行がリアルタイムで伝わるのは、さすがに凄い、と実感する。

ブルースが"ここには、かき立てられる何かがある"と言い放って、
"Thunder Road"をはじめた、という瞬間は、さすがに観たかった!
□Setlists□
One Guitar (with Wilie Nile)

The Letter(tribute to Joe Cokker)
This Little Girl Of Mine
Higher And Higher
I Don t wanna Go home
(with Southside Johnny,La Bamba s Band )

Janey Don t you lose heart(Solo)

Adam Raised A Cain
Savin Up
From Small Things
Never Be Enough Time
Racing In the Street(Rock.ver)
Pumpkin Iron
Darkness On The Edge Of Town
(with Joe Grushukey)
Frankie Fell In Love
Heart Of Stone
Save My Love
Talking To The King
Because The Night(with John Eddie & Willie Nile)
Light Of Day
Thunder Road
Promised Land

1978年8月9日、ジ・アゴラ、クリーヴランド
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ついに年末にLive Archive シリーズの第二弾でリリースされた1978年8月9日のアゴラのライヴを聴いた。この時期は、もう冗談抜きでブートレグが無いギグを探すのが困難な位だが、この日のライヴは、FMで生中継され、多くの人の耳に届いたこともあって、ブルースと、ジョンランドーがツアーの合間の休みに、わざわざ スタジオ入りしてミックスダウンを終えていたという。その割に、"LIVE 75-85"のリリース時も、2010年の"Darkness"Boxの時も、選曲から漏れていたのは、何故だろう?と不思議に想っていた。

 マスターテープに壊滅的なダメージがあり、これまで修復出来なかった点がクリヤになったのか、とまぁ、ファンとしては、色々考えるわけだ。いざライヴ公式販売サイトのトビースコットのインタビューを読むと、7本のリールが存在していて、そこから仕上げられた、とのことだが、7枚の過去のアルバムのサウンドを更にクリヤーにしたシステムは、ライヴ音源にも充分効果を発揮することが、見事に立証された。

 いわゆるオーバーダビングを施した可能性もあるが、スタジオ録音に遜色ないぐらい、バンドの音のバランスが素晴らしい。何度目かのライヴ盤化になる"Prove It All Night"も、ブルースとリトルスティーヴンのギターの音が、見事に共存してるし、Live 75-85では、肝心なところが編集されていた、長尺の曲達も、ブルースの
演劇的なアドリブが入る箇所も、ノーカットで収録され、この時期のE-Street Bandのある意味、劇伴的ともいえるライヴでの演奏が、忠実に再現されている。今回は、わりと客席の歓声は、抑えめだが、いいバランスだと感じた。今後のアーカイヴシリーズのリリースと合わせて、恐らく次回のリリースになるだろう、"Live75-85"のリマスターの成果を聴くのが、更に楽しみになってきた。

Good Bye 2014,Hello 2015!!
と、なんとなく、今の自身の気分を象徴する"We Take Care Of Our Own"で

2014年を締めくくろうと想っていたら、今日になって、今月行われた
ケネディセンター名誉表彰式でのスティングに捧げる今年のラストパフォーマンスが届けられた。
ブルースとスティングは、言わずと知れた88年のアムネスティインターナショナルのワールドツアー以来、交流が続いているが、ロックスター然とした佇まいと、ソングライターとしての作品の筋を貫き続けている数少ない存在になってしまった。

http://youtu.be/E5sv6FFpQEQ

今年は、"High Hopes"のリリース、ワールドツアー、"Hunter Of Invisible Game"のビデオクリップ制作、
積年のファンの願いが遂に実現したライヴアーカイヴ販売サイトの立ち上げ、暮れの幾つかのベネフィットコンサートへの出演、初期7作のリマスターボックスセットのリリースと、話題が尽きなかったが、ブルースも今年で66歳。ライヴツアーの本数を絞り、レコーディング制作中心の活動にシフトするのか、と個人的には一抹の不安もある。何度となく、噂が聴こえてきたE-Street Bandとの来日公演も、レコード会社主宰でキャンペーンも
行われたにしては、今のところ、実現しそうなムードは皆無だ。まぁ、これは主観も入っているが、、、
新しい年は、2014年以上に、ご機嫌な活動のニュースが絶えない一年であってほしい。


"Concert for Valor"


 2014年11月11日(日本時間12日)、"Concert For Valor"に、ブルーススプリングスティーンが出演するので、HBOのUstream中継を観ていた。やはり、イベントの性質上、アメリカの戦争帰還者の立場、というか国の正義を強く肯定するような広告も、かなり挟み込まれたが、正直違和感を感じた。戦争は、殺し合いであって、勝ちも負けもない、と個人的には想うからだ。

 前半、デイヴグロールが自身のバンド、Foo Fightersの"Everlast"を、ひいき目だが、どこかブルースのような唄い回しで演り、開演前の幾つかのニュースサイトで、ブルースとサウンドチェックするリハの写真も観ていたので、ひょっとしたら、、と想っていたら、案の定、飛び入り!しかし、突如、放送のトラフィックが急激にビューワーが増加したため、なぜかまるまる一曲分だけ、ダウンして,リアルタイムでは、観られなかった。。

http://youtu.be/WByoGR6aBbM

その後、すぐ復旧して、ブラックアイドビーズの短いけどガツンとまとまったライヴが終わると、ブルースが再度登場した!ひょっとして このために制作されたのでは?と想う位、素晴らしいバックステージ!そんな中で、"Promised Land"、やっぱり演った"Born In The USA"、ラストに"Dancing In The Dark"で、締めくくった。

まぁ、"No Nukes"の頃から、"参加することが一つの声明だ"語っていたブルースは、今回は、初っ端のデイヴグロール達との共演、クリーデンスクリアウォーターリバイバルのカヴァー、"Fortunate Son"に、想いを込めたのだと、感じた。Stand Up For Heroes2014と違って、オフィシャルの映像はUpはされていないようだが。





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